2013年10月 7日
アロマ歯科 ローズ 和泉市 和泉中央 内田町 はつが野 いのうえ歯科
バラ科の植物でエレガントで甘い香りが特徴である。
落ち込んだとき、恐れや不安があるときに気持ちをやわらげる。
肌や老化を防ぐ働きがあり、しわやたるみの防止の一助となる。
月経痛、月経不順や、更年期の不調など、様々な症状の緩和に用いられる。
日頃、子育てに追われているお母さん方も、一息いれて今しかない今を過ごしましょう。
2013年10月 4日
よくある質問
歯周病審美治療全般
セラミック治療
ホワイトニング
矯正治療
インプラント~治療前
インプラント~手術
インプラン~治療後
歯周病に関する質問
- 歯周病とは、どんな病気なのですか?
- 歯周病とは「歯を支える骨が溶ける病気」です。
歯と歯茎の境目についた歯垢(プラーク)から歯の根にそって菌が入り込み、歯を支えている周りの骨をじわじわと溶かしていき、最後には歯が抜け落ちてしまいます。
歯肉に炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている組織全体が崩れてしまう病気を歯周炎といいます。
また、歯周病は「沈黙の病」などと呼ばれるようにほとんど自覚症状がないため、気付かない間に悪化させてしまうことがよくあります。 - 歯槽膿漏と歯周病は違うものですか?
- 同じものです。
これまで、歯の周辺の歯肉が腫れ、膿が出るという症状から「歯槽膿漏」という名称が主に使用されていました。一方で最近は、歯肉だけでなく、歯を支える歯槽骨を始め、歯の周辺の広範囲に様々な症状が表れるため「歯周病」という名称が多く用いられるようになりました。 - 歯周炎と歯肉炎は違うものですか?
- 歯周炎は炎症が歯の周辺の広範囲に及んで、歯肉だけでなく歯を支える歯槽骨まで広がります。その症状には個人差があり、大半の歯槽骨を失うほどの重いケースもあります。
一方で歯肉炎は炎症が歯肉のみに及んでいる症状で、歯の周辺の歯槽骨は正常な状態にあります。 - 歯周病は何歳位から起こるものですか?
- 歯周病は成人してから起こるものと思われていますが、実は歯周炎の前段階ともいえる歯肉炎は幼少期から起こるものなのです。
また、歯周炎は痛みなどの自覚症状がほとんど無いために、発見が手遅れになることもしばしばです。歯周病を予防するために、毎日の歯磨きと歯科医院での定期検診が重要です。 - 歯周病はどのように予防するのでしょうか?
- 歯周病を予防するためには、何よりもまずプラークコントロールが不可欠です。歯の周辺に付着したプラーク(歯垢)を除去し、細菌を減らすことで歯周病の進行を食い止めることができます。
歯の上側の歯垢は、ご自身の毎日のブラッシングによって取り除くことができますが、歯肉の内側深く入り込んだ歯垢は、ご自身で除去できないため歯科医院にて清掃を行う必要があります。ご自身と歯科医院の相互の取り組みによって、歯周病を予防していきます。 - 歯周病はどうやって治すのでしょうか?
- 歯周病が進行し溶けてしまった骨は戻すことが困難です。最近では自家骨移植などで改善することもあります。とにかく症状を悪化させないようにすることが大事です。
歯周病の原因は何よりも歯垢です。歯周病になってしまった際には、根源である歯垢=細菌をいかに減らしていくかが重要なポイントです。細菌を減らすためには、まずご自身の毎日のブラッシングによって今以上に細菌を増加させないことが大切です。
審美治療全般に関する質問
- 審美治療ってなんですか?
- 審美治療とは、機能回復(良く噛める)だけではなく、美しさと自然な口元にも焦点を当てた、総合的な歯科治療のことです。審美治療(美しく白い歯・綺麗な歯並び)を受けることで、最初うつむき加減だった患者さんが、見違えるように自信を持ち始めたケースもあります。「口元にコンプレックスがある」「歯の色が気になる」などの悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談ください。
- どのくらいの期間で治りますか?
- 治療する歯の本数、内容によってかなり異なります。単純にかぶせるだけなら最短2回ですが、より綺麗に治すために回数がかかることもあります。当院では、なるべく治療期間、回数を減らすように努力しておりますが、詳しくは診断後の判断になります。
- 真っ白な歯で笑顔に自信を持ちたいのですが、費用が心配です。
- 歯を治療するにあたり、経済的負担を考慮することも大切な要素だと考えています。当院では、予算に応じて「ここは保険で」「ここは部分的なつめもので」とプランニングし、最小限におさえた費用をご提示いたします。
- 審美治療に保険は適用されますか?
- 歯科診療は保険診療と自費診療に分けられるのですが、審美治療は、使用する材質によって保険の適用外になります。しかし、保険が適用されるレジンや金属より、保険外ではあってもセラミックの方が美しく耐久性があります。
セラミック治療に関する質問
- 銀歯を目立たなくする方法はありますか?
- 銀歯のつめものを一度はずし、白く透明感の高いセラミック製の素材に詰め替えることにより、自然な色合いになります。
- セラミックは変色しませんか?
- セラミックとは陶材のことで、ご存知のように食器などに使用されている素材です。当然、陶器と同じように水分の吸収が無いため、変色せず、歯を白く保つことが可能です。また、セラミックの最大の特長は、他の素材に比べて天然の歯に最も近い色調と透過性を再現できることです。もし、治療後の歯を自然な色合いに仕上げたいとお考えなら、セラミック治療をお勧めいたします。
- 歯と歯の隙間が気になるのですが......
- いわゆる"すきっ歯"には、歯の表面を薄く削り、セラミックを接着し修復する「ラミネートベニア」という治療方法があります。歯を削る量も少量で済み、治療回数も2回程度で歯と歯の隙間を治すことができます。とはいえ、剥がれる危険性があったり、歯の大きさや向きを大幅に変更することはできません。
- 奥歯をセラミックにしても割れませんか?
- セラミックは天然の歯と同等か、それ以上の強度がありますので問題ありません。かぶせものやつめものに使用可能です。ここ最近では、お口を開けた時に見える金属をきらい、奥歯にも審美的に綺麗な白い歯を求められる方が増えてきています。
- 金属アレルギーなのですが、治療できますか?
- セラミッククラウン・セラミックインレー・レジンなどの素材は金属製ではないため、金属アレルギーの方も安心して治療できます。症状やご希望に合わせた最適な素材を選択します。
- かぶせものは、歯ぐきが黒く変色するとお聞きしたのですが......
- オールセラミッククラウンなら、黒くなることはありません。さらに、土台を金属製ではなくファイバーコアにすることで、歯茎との境目も黒くなりません。
なお、どちらも金属を使用しないため、金属アレルギー体質の方でも安心して使用できます。 - 治療期間中、歯のない期間がありますか?
- 歯のかぶせものを外したり削った後は、仮の歯を入れます。
普段の生活には支障はありませんのでご安心ください。また、装着した仮の歯を参考に最終的な歯の形態をご相談しながら決定します。
ホワイトニングに関する質問
- 歯のクリーニング(PMTC)だけで歯を白くすることは出来ますか?
- 茶渋などの歯の表面の着色の場合はクリーニング(PMTC)だけで、きれいになります。
歯の内部的変色や本来の歯の色以上に白くしたい場合は、ホワイトニングやセラミックなどの方法もあります。 - ホワイトニングはどれくらいで治療が終わりますか?
- 患者さんによりますが、ホームホワイトニングで1か月、オフィスホワイトニングなら3~4回ほどで効果を感じる方が多いようです。ただし、個人差が大きいのも事実です。お急ぎであれば、歯の状態に応じた、できるだけ早い方法をご提案させていただきます。ご相談ください。
- ホワイトニングは痛みがあると聞いたのですが......
- 痛みの感覚は個人差が大きく、同じ薬剤でも痛みがある方とない方がいらっしゃいます。当院では、患者さまが苦痛なくご希望の白さをめざしてホワイトニングを行っています。
- ホワイトニングをしても白くならないことはありますか?
- つめものや差し歯などの人工の歯、グレーに変色している歯は、ホワイトニングをしても白くなりません。このような歯を白くすることをご希望であれば、セラミックなどの審美治療をお勧めしています。また、変色の度合いが強い場合、歯に茶色の縞模様が存在している場合は、なかなか白くなりません。とはいえ、あきらめず一度ご相談ください。
矯正治療に関する質問
- いま虫歯があります。一緒に虫歯の治療はできますか?
- まず虫歯治療を行う必要がありますので、矯正装置を付ける前に当院で治療します。
- 表側矯正と裏側矯正の違いは何ですか?
- 歯を動かすためのブラケットいう装置を、歯の表側につけるか裏側につけるかの違いです。
どちらを使っても、治療期間や仕上がりに大きな違いはありません。とはいえ、費用面は、裏側矯正の方が高いことの方が多いです。
以前は表側矯正に使うブラケット素材が金属だったので、歯が見えた時にはギラッと装置が目立ちました。そのため、矯正治療中の審美性を求められる方は裏側に装置をつけるしかありませんでした。
しかし、ブラケットの開発は日々進化しており、現在では歯の色にそっくりで、変色もしないセラミックブラケットが主流となりました。さらに、ブラ ケット同士をつなぐワイヤーも、シルバーではなく、白くコーティングされたホワイトワイヤーが登場したことで、さらに見た目に優れた表側矯正が可能になっ ています。しかし、やはり表側に装置が付くことにどうしても抵抗がある場合は裏側矯正が有効です。
一般的に表にブラケットを装着するほうが、装着時間が短く、安価で、舌のトラブルも少ないように思えます。 - 矯正治療は何歳まで受けられますか?
- 矯正に年齢制限はありません。
歯槽膿漏のように歯がグラグラになっていない限り、何歳でも治療は可能です。ただし、悪いかみあわせを何十年も放置していた結果、治療が出来ない場合もありますので、できるだけ早く治療を開始することをお勧めいたします。 - 上の前歯の並びだけが気になるのですが、部分的な矯正はできますか?
- はい。当院では部分矯正も行っています。
とはいえ、部分矯正と言っても、問題がある歯のみに装置を付けて歯を動かすことはできません。全体のかみあわせを考えて、装置をつける箇所を判断する必要があるからです。どの程度装置を付ける必要があるのか、治療期間にも個人差があることをご了承ください。 - 矯正の治療費も医療費控除の対象になりますか?
- 子供:認められます。
発育段階にある子供の歯列矯正は、成長を阻害する可能性がある不正咬合を治すことが治療の目的ですから、基本的に医療費控除の対象となります。
●医療費控除を受けるための条件は?
医療費控除は、1月1日~12月31日の1年間に支払った医療費が10万円を越えた場合の超過分に対して適用されます。ただし、年間所得が200万円未満の場合、所得×5%を基準として超過分に対して適用されます。
ローンの契約書の写しを用意してください。ただし、金利及び手数料相当分は医療費控除の対象になりませんからご注意ください - 矯正治療では抜歯が必要だと聞いたのですが......
- 治療上必要があれば抜くことはあります。
出来る限り歯を抜かないで治療することは、矯正医も患者さまも気持は同じです。あごの大きさと歯の大きさのバランスが悪い場合は、あごの大きさを横にひろげ、歯を後ろに動かすことで隙間を作ることが出来る場合は、歯は抜く必要がありません。
しかし、隙間を作れなかった場合や、口元が前に出ているのを改善したい方は、抜歯が必要な場合もあります。 - 治療期間と通院間隔はどれくらいですか?
- 治療の難易度、歯の動き方の個人差にもよりますが、通常の治療方法で平均1半年~2年くらいが一般的な治療期間です。通院ペース1ヵ月に1回が平均的です。
部分的な矯正ではこの期間よりも短いことが多いです。 - 治療中に引っ越した場合は、どうすればいいですか?
- 新たな医院で継続治療をお願いしています。当院へ通院していただくことが不可能な地域への引っ越しでしたら、引っ越し先近隣の矯正歯科医院への継続治療の依頼をしております。
- 治療中の痛みはどの程度ですか?
- 痛みがまったくないとはいえません。ブラケットにワイヤーを装着すると、歯のでこぼこを治そうと持続的に歯に力がかかります。
歯が動く時には、骨の中の歯根周囲で炎症反応が生じ、それが痛みの原因となっています。そのとき、虫歯の痛みと違った歯が浮くような感じがする場合や、物をかむときに鈍い痛みを覚えることがあります。
この痛みは数日続くことがありますが、1週間くらいで消失します。当院では治療初期には極めて弱い力で歯を動かしますので炎症の度合いが少なく、痛みもなるべく抑えます。
痛みの感じ方は個人差がありますが、実際に当院に通院中の方の中には、全あまり痛くないですと言われる患者さんもいらっしゃいます。 - 装置が壊れたらどうすればいいのですか?
- 修理しますので、なるべく早くご連絡ください。矯正装置は入れ歯などと異なり、矯正治療期間内にだけ効果を発揮する器具です。そのため、耐久性を求めることが目的の装置ではないので、治療中に壊れてしまうことがあることをご理解下さい。
いずれにしても装置が壊れた、外れた場合は、なるべく早くご連絡ください。次回のお約束日にでも大丈夫な場合と、至急修理する必要がある場合があります。
まずは状態をお聞きいたしますので、必ずご連絡ください。またブラケットは最終的には外すものなので、力が強くかかると一部のブラケットだけが外れる可能性はあります。この場合もご連絡ください。 - 矯正装置を着けたら、食べ物の制限はありますか?
- 基本的に制限はありません。治療を始めたばかりの頃は、ワイヤーが細く柔らかいのでキャラメル、ガム、グミなどが引っ掛かり、ワイヤーが外れてしまうことがありますので控えたほうが無難です。
しかし、ある程度治療が進めば基本的に食べ物の制限はありません。当院の患者さまは、皆さま何でも食べていらっしゃいます。 - 矯正装置をつけたままスポーツや楽器の演奏はできますか?
- 出来ますが注意が必要な場合があります。まず、トランペットのように唇にマウスピースを押しつけるタイプの楽器は、表側に矯正装置がついていると痛いことがあります。また、スポーツでは格闘技が要注意です。
こういった場合は、装置をガードする歯科用マウスピースを使って対応することができますので、治療前にご相談ください。 - 治療後、もとに戻ったりしませんか?
- すべての患者さまは、矯正装置をはずした後に保定を行う必要があります。装置をはずした後の歯はかなり動揺していますので、きちんと保定を行わないと歯が動き出す場合があります。
通常、この保定には保定装置(リテーナー)という後戻りを防止する取り外し可能な装置を用います。
この装置をきちんと使用することも矯正治療の大事な一部です。歯の位置が安定してくれば就寝時のみの装着でよくなります。
保定は、最低でも2~3年は使い続けることで、正しいかみあわせを長く維持することができます。また、年に1回の定期健診を受けることも大切です。 - 矯正治療中に妊娠しても大丈夫ですか?
- 大丈夫です。つわりが激しい時期など長時間の診療や通院が難しいこともありますが、矯正治療自体が問題になることはありません。しかし、レントゲン写真をとることはできるだけ避けたほうが安心です。当院では最新のデジタルレントゲンを導入しており、従来のレントゲンに比べてX線量が10分の1程度で済みますので通常は問題はありませんが、妊娠の可能性がある場合は必ずご申告ください。
- 目立たない矯正器具はありますか?
- 歯の色に近い矯正装置や透明な矯正装置なら、あまり目立ちません。
- 矯正治療中の歯磨きは大変ですか?
- 歯に何もつけない状態と比較すると歯磨きは大変になります。矯正装置を付けることにより、口の中の細菌が増えたり磨きにくくなるため、虫歯や歯周病といったお口の中の病気になりやすいです。
- ブリッジや差し歯があります。矯正治療はできますか?
- 通常問題なく矯正治療を行うことができます。
ただし、天然歯(治療をしていない歯)と比べて接着剤がつきにくいため、何度か治療途中で矯正装置がはずれてしまう可能性があります。はずれたときには再度接着剤でつけ治せば問題ありません。 - 外科手術が必要な矯正があると聞いたのですが......
- 外科矯正は、手術であごの形を変えていきます。外科矯正の場合も歯列は先にきれいにしなければならないので、歯列矯正は必要です。受け口の方の場合、歯並びはもちろん、あごが出た感じが改善されます。
もしも、あごが出ていることが最も気になっていることで、それを治したいというのであれば手術をすべきということになります。受け口でよく食べ物が噛めないということであれば矯正だけでもよいかもしれません。 - しばらく通院できなくても大丈夫ですか?
- 矯正治療は長期間かかりますから、その間に都合によりしばらく通院できなくなってしまうこともときにはあります。
たとえば出産やけがのための入院や、短期間の留学や受験で忙しいなどです。そのような場合でも、矯正装置が壊れて痛いとかいうことが起こらない限りは特別問題はありません。
ただ単にその間、治療の進行が遅くなるだけのことです。もしも矯正装置が壊れてしまったときには、何らかの応急処置が必要になるかもしれません。
その際にはご連絡ください。
インプラントに関する質問~治療前
- インプラント治療ってなんですか?
- 何らかの原因で失われた歯のかわりに、顎の骨に人工の歯根(インプラント)を植える方法です。
インプラント体に使われる素材は、生体親和性の高い「チタン」が使用されており、ほとんど生体に異物防御反応をおこさせることはないといわれています。
形態は棒状の単独植立。顎の骨に植える部分はらせん状になっており、骨がつきやすい(骨性癒着:オッセオインテグレートと言います)ように加工されています。 - 年齢制限はありますか?
- 健康な18歳以上の方なら問題ありません。高齢者の方も問題なく治療ができます。
- 交通事故で歯をなくした場合でもできますか?
- できます。骨がどの位残っているかが問題ですので、条件が良ければ非常にいいかもしれません。
- インプラントのメリットは何ですか?
- 「何でもよく噛める」「入れ歯のような不快感がない」「他の残っている歯を守ることができる」など、さまざまなメリットがあります。最近では、「しっかり噛むことで老化防止や癌予防にもつながる」とも言われ始めています。
- インプラントのデメリットは何ですか?
- ●外科手術が必要です――とはいえ、手術中の痛みはほとんどありません。
●噛めるまでに期間がかかる――通常のケースでは3-4ヶ月はかかります。
●費用がかかる――インプラントは健康保険を適応できないため、費用がかかります。しかし、インプラント治療を行ったことによる健康への寄与を考えると決して高くはないと思っております。 - 噛み合わせが悪くても大丈夫ですか?
- 噛み合わせなどを含めて総合的に診断を行い、治療計画を立てますので、問題はほとんどありません。
- 糖尿病でも大丈夫ですか?
- 一般的には、ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)の値が7以下なら大丈夫といわれております。
糖尿病の方は歯周病にもかかりやすいので、インプラント手術の前に歯周病を治療することで、糖尿病も改善されます。糖尿病をコントロールし、しっかりしたブラッシングを行えば問題ないと考えております。 - 金属アレルギーは大丈夫ですか?
- インプラントはチタンでできています。
チタンは金属の中でもかなりアレルギーは少ない金属です。チタンアレルギーの疑いがある場合はパッチテストなどで調べる必要があります。 - インプラントができない人はいますか?
- 18歳未満、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症など健康状態が著しく悪い方は適しておりません。心配な方はご相談ください。
- インプラントに上にかぶせる「かぶせもの」が壊れることはありますか?
- かぶせものは金属であれば壊れませんが、セラミックなどの素材では壊れたり、かけたりする事があります。
- 即日インプラント(その日のうちに歯が入るインプラント)はできますか?
- 患者さんの骨の状態とインプラントの初期固定によります。具体的には骨の硬さとか、骨の厚みなどにより違いますが、状態がいい場合その日のうちにインプラントを埋入し、仮歯を入れることができます。一度、ご相談ください。
- インプラントはどの歯科医師でもできますか?
- 基本的には、歯科医師免許さえあれば誰でもインプラント治療は可能です。とはいえ、大学病院などの施設でしっかり研修を積んできた歯科医師による治療が安全だと考えております。
- 骨の量が少なくても大丈夫ですか?
- 骨の少ない方は骨を増やす手術(GBR法、サイナスリフト法、スプリットクレフト法など)を行えば、問題ありません。ただし、これらの手術には、外科手術を必要とします。外科的な負担が少ない方がいいという方は、ショートインプラントなど負担が少ない方法を選択しております。
- 喫煙者ですが、インプラント治療はできますか?
- 喫煙者は絶対にインプラント治療が受けられないというわけではありません。とはいえ、喫煙はインプラントだけでなく、歯周病に対しても症状を悪化させる原因のひとつです。
タバコを吸われる喫煙者は、非喫煙者に比べインプラントの成功率が低いことが、学会の発表でも証明されております。タバコのニコチンによる血流阻害や血管収縮はインプラント治療に悪影響を及ぼすからです。 - 高血圧ですが、インプラント治療はできますか?
- 血圧は薬でコントロールされていれば、問題ありません。
しかしながら、服用されている薬や症状など一人ひとりケースが異なる内容となりますので、事前に必ずご相談ください。 - 手術は痛いですか?
- インプラントの手術は局部麻酔をかけますので、痛みはありません。
当院では、最新の技術を使用して、痛みの少ない治療を行っております。
インプラントに関する質問~手術に関して
- インプラント治療はやはり大変ですか?
- 以前のインプラントをご存知の方は、「大変な手術をして入れるもの」というイメージがおありですよね。しかし、ここ十数年で素材や形態・植える方法が改良され、以前より簡単に処置できるようになりました。
最近では、素材が良く処置が以前に比べて簡潔になったことから、インプラントの件数も増えてきました。また、長期的にも機能することも分かってきました。
しかし一方で、やはりケアの重要性と適応症例の幅が問題となっております。まずは、全身疾患がなく喫煙されていない方が条件になってきます。喫煙は予後が悪く数年しか持たないケースが多く報告されております。 - インプラント治療の成功率は?
- 当院のインプラントの成功率は99%です。
失敗の原因は色々ありますが歯周病菌などの感染などが考えられます。とはいえ、再手術を行うことでインプラント手術を成功させております。 - 手術時間はどのくらいかかりますか?
- 1~3本ぐらいであれば、30分~1時間ぐらいで終わります。また、骨を作ったりと複雑な手術になるともう少し時間がかかります。
- 手術中はずっと口を開けてなくてはいけませんか?
- 器具の取り替え時など、患者さんが口を楽にする時間を設けておりますので、どうぞご安心ください。
- 治療期間はどのくらいですか?
- 早い方なら、約2-3ヶ月程度で正常に噛めるようになっています。ただし、患者さんの食いしばりや歯ぎしりなどにより、多少伸びる場合もございます。
また、歯周病治療直後のインプラント埋入など、手術のリスクが高かった場合は、少し様子を見なくてはいけないためさらに数ヶ月かかります。 - 手術後の入院は必要ですか?
- 入院は必要ありません。一応手術後は安静にしていただくように説明しておりますが、デスクワークなどの事務処理などの仕事は差し支えないと思います。
- インプラントが抜けてきたらどうなりますか?
- 患者さんが再手術を望めば、もう一度インプラント手術を行います。
インプラントに関する質問~治療後に関して
- 食べ物で気をつけたほうがよいものはありますか?
- 堅い物を噛むと歯が割れる時があるように、あまり堅い物はやめた方がいいと考えております。とはいえ、普通に食べられる物であれば問題ないと思います。
- 将来、体に害はないですか?
- 害はないと考えていただいても、差し支えありません。ただし、チタンアレルギーの方は注意が必要です。
- インプラントが歯周病になったらどうしますか?
- 軽度の場合は歯周病の治療を行います。重度の場合は手術が必要となってきます。場合によっては抜くしかできないこともあります。とはいえ、定期検診に通うことで歯周病の予防ができます。
- 他人からインプラント治療を受けたことが分かってしまいませんか?
- 外観からインプラントをしていることに気づかれることは、まずありません。
インプラント治療において重要なのが、前歯の治療になります。近年この問題を解決すべく、さまざまなタイプのインプラントやそのパーツが開発されました。
ですから、食事中に外れたり、カタカタ音がしたり、会話中発音障害などもほとんど起こりません。インプラントは自分の歯と同じように何でも噛め、食事を楽しむことができます。 - 手術後、腫れたりしませんか?
- 患者さんによっては外科的刺激が大きくなり少し腫れることもありますが、それ自体は手術に対しての当然の反応なので心配はいりません。多くの方は3~4日後に腫れがピークとなり、約1週間ほど経てば完全に収まります。
- 手術後の運動は大丈夫ですか?
- できるだけ運動は避けてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。また体が疲れると抵抗力がなくなり治りも悪くなります。
- 手術後の食事は大丈夫ですか?
- ほとんどの場合、術後3~4時間ぐらいで麻酔が切れます。しびれが切れれば食事をしても大丈夫です。ただ、できるだけ手術をしてない箇所で食べ物を噛んでしてください。また、できれば柔らかい物をいただいてください。栄養をとった方が抵抗力がつきますので早く治ります。
- 手術後のお風呂は大丈夫ですか?
- できれば軽いシャワー程度にしてください。体が温まると血流が盛んになり痛みが出たり、出血の原因になります。
- 手術後の歯磨きはしてもいいですか?
- 手術した部位の歯ブラシは避けてください。縫い合わせている糸が切れたり傷口がひらいたりしますので、他の部位を歯ブラシで丁寧に磨くことをオススメします。汚れると感染の原因になるからです。
その際、歯磨き粉は使わないようにしてください。また、歯磨きの後の「ぶくぶくうがい」もしないようにしましょう。どうしても、という方は軽くゆすいでツバを吐く程度でお願いします。 - 薬は飲まなくてもいいですか?
- 痛みがなくても抗生物質と痛み止めは服用してください。感染予防と炎症を和らげる効果があります。
- 手術後は歯が抜けたままですか?
- ほとんどの場合、仮歯もしくは入れ歯を入れるようにしております。手術によってはすぐ入れられない場合もあります。ご相談ください。
- 定期的な検診は必要ですか?
- インプラントはチタンのため虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。また歯周病になると非常に進行が早いため、予防するために定期的にクリーニングが必要です。
- 自分の歯と同じように噛むことはできますか?
- 自分の歯と同じように考えていいと思います。自分の歯で噛める物はインプラントでも噛めます。
- 手術後に注意することはありますか?
- 手術当日は、激しい運動、入浴(長湯しなければシャワー等は問題ありません)、飲酒も避けてください。また、感染を防ぐため、出された薬をきちんと飲んでください。うがい薬は手術翌日から使い、患部を清潔に保ってください。
- インプラントはどのくらいもちますか?
- 患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合もあります。
インプラントの歴史は1950年から始まり、実用化されたのは1965年からです。実例として、1965年にインプラントを行った患者が亡くなるまでの41年間問題なく機能しておりました。
つまり40年間耐えられる実績は証明されております。常に衛生状態を良好に保ち、担当医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。インプラントの10年生存率は95~97%前後です。 - 歯と歯茎の間・歯と歯の間に食べ物がつまりやすくなった気がします
- インプラント体ともとの歯の根の太さが異なることに起因します。
歯と歯茎との隙間が天然歯の時と全く同じ状態にならないことが関係しています。
もちろん人工歯を製作するときは詰まりにくいように色々な工夫をして設計するのですが、食べ物が詰まらない形態というのは詰まってしまった汚れを逆にとりにくく、歯ブラシしにくい形態なのです。
歯磨きのしやすい形態も考慮していますのである程度はブラシでうまく対処していただくことが必要ですが、ちょっとした修正で改善できる事もありますから主治医にご相談ください。 - 噛みごこちが少し違うのですが......
- 天然歯には、歯とあごの骨の間に歯根膜というクッションがありますが、インプラントにはこのクッションがないので、噛んだときの力が骨に直接伝わるためです。周りの歯とのバランスを考えながらかみ合わせの調整をします。
- インプラントをして数年後にインプラント体が動揺・脱落してしまった
- 多くの場合、インプラントの過重負担とインプラント周囲の感染症が原因です。
揺れているインプラント体を、ムリにお口の中に残しておくと、周囲の骨がさらに無くなってしまいます。早期に取り除くべきです。インプラント体を取り除いて骨と粘膜が治るのを待ち、再び新しいインプラントを植立するか別の治療法を選択するかを検討します。
感染に関しては、インプラントも歯と同じように歯周病にかかる事があります。
病気や免疫・体調の変化で、さらに加速する事もありますから、日ごろのプラークコントロールは重要です。また、ちょっとしたかみ合わせの変化が、インプラントをだめにしてしまう事もありますので、定期検診は必ず受けるようにしてください。 - 鼻から頬にかけて、感覚異常があるのですが......
- 上顎洞炎の可能性があります。上顎の上方には上顎洞という鼻に通じる空洞が存在します。
歯やインプラント体の先端は、この上顎洞と接近しているために、細菌感染が起きた場合、この上顎洞にも炎症が波及してしまう可能性があるのです。天然の歯でも見受けられる症状です。 - あごの骨が少なくなってきた気がします
- 歯槽骨(あごの骨)は、加齢とともにある程度吸収していきます。インプラント周囲骨も例外ではなく、骨はある程度失われていきますが、過重負担や感染、免疫のバランスが崩れると骨吸収はさらに加速します。
インプラント周囲骨が大きく吸収してしまった場合、もしかすると同じ部位へのインプラント再治療は不可能かも知れません。その場合は別の治療法を検討することになります。骨吸収をいかに最小限に抑えることができるか、ということがインプラント治療の今後の課題です。 - 頬や舌があたりを、噛んでしまいます
- 歯のない期間が長期に及ぶと、歯のなかったスペースに頬や舌が入り込んできます。そこに新しい歯が入ると頬や舌の筋肉がその変化に対応できずに、舌や頬を噛んでしまう事があります。
筋肉は徐々に慣れていきますから、心配はありませんが、一度噛んでしまうと腫れてふくれるので、また噛んでしまうという悪循環が生じてしまいます。 - 発音しにくくなった気がします
- お口の中の環境が変化したためです。これは慣れなのですが、慣れる期間については個人差があります。
2013年9月18日
和泉市妊婦歯科検診のお知らせ
和泉市では、健やかな妊娠と出産を支援するため、平成25年8月1日から妊婦歯科検診を実施しています。赤ちゃんとお母さんご自身のために、ぜひこの機会にお口の検診を受けましょう。
受診には、「和泉市妊婦歯科検診受診券」が必要です。対象者への受診券発行は保健センター・保健福祉センターで行っています。受診を希望する下記の対象者で、受診券をお持ちでない場合は、保健センター・保健福祉センターにお問い合わせください。
対象者 | 妊娠中の女性(和泉市民) |
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実施期間 | 妊娠中に1回 ※安定期(5か月)に入りましたら、体調の良いときに受診するようにしてください。 |
検査内容 | 問診、口腔内診察(むし歯や歯肉の状態の診察) |
検査場所 | 和泉市内実施歯科医療機関 |
申込方法 | 和泉市内実施歯科医療機関(青葉台いのうえ歯科も可能)に直接お申し込みください |
持ち物 | 和泉市妊婦歯科検診受診券、母子健康手帳、健康保険証 |
費用 | 無料 ※検診の結果等により治療費が必要となった場合は、医療保険扱いとなります |
問 和泉市生きがい健康部 健康づくり推進室 健康増進担当
(和泉市立保健センター) TEL:47-1551
(和泉市保健福祉センター)TEL:57-6620
歯周疾患検診のお知らせ
和泉市では下記の対象の方に歯周疾患検診を行います。
希望される方は、市内実施歯科医療機関(いのうえ歯科も可)に直接お申し込みください。
対象者 | 和泉市民で30歳・35歳・40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳になられる方 ※大阪では、75歳以上の方は、毎年、後期高齢者医療歯科健康診査が無料で受けられます。 |
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実施期間 | 5月~翌年2月末日まで |
検査内容 | 口腔内検査、ブラッシング指導、結果に応じた助言及び保健指導 |
検査場所 | 市内実施歯科医療機関(いのうえ歯科医院も可能) |
2013年7月16日
スタッフ
2013年6月24日
天中田七
ウコギ科の植物・田七人参は古くから滋養強壮効果の高い食品として珍重されてきましたが、生薬としても用いられ有用な配合薬でもあります。最近は、心臓病(心筋梗塞、狭心症)、動脈硬化、高血圧、低血圧、脳梗塞、糖尿病、肝臓病(肝炎、肝硬変、肝臓がん)の予防や症状のある方にお勧めします。10,300円
2013年6月23日
コンクールF & ジエルコートF
毎日のオーラルケアに
フッ素コート歯みがきジエル〔ジエルコートF〕は虫歯予防、歯周病予防、口臭予防に役立ちます。
3大特性として
①フッ素コート 歯のすみずみまでゆきわたらせやすいジエルでフッ素コート
②高い殺菌力 塩酸クロルヘキシジンで口内の細菌を殺菌、増殖抑制
③お口にやさしい 研磨剤、発泡剤無配合、刺激の少ない爽やかなミント風味
ジエルコートFで歯磨きをした後に、コンクールFでうがいをすると、より効果的に虫歯、歯周病予防ができます。1050円
シロティー&ビーポリシュ
リテーナークリーンViVa
矯正の拡大装置、リテーナーやマウスピースなどを清潔に保つための洗浄剤です。
入れ歯爽快
ケアポリス
ハイザックNリンク
口臭の原因であるVSC(揮発性硫黄化合物)を抑制するリンス、歯磨き粉、スプレーです。
2013年6月18日
スタッフを募集しています
初心者の方、ブランクのある方も丁寧に指導します。
■募集職種:(1)歯科衛生士(2)歯科助手(3)受付
■資格:新卒者(大学・短大卒)歓迎
■給与:時給(1)1,400円~(2)1,000円~(3)900円~
※経験・能力により優遇
※試用期間90日(実日数)は時給(1)1,350円~(2)950円(3)850円
■時間:月~金/9:15~12:00、14:00~19:15、
木/9:15~12:00、土/9:15~12:00、14:00~16:00
※火・木・金・土または土だけの勤務も可
※ほぼ時間通りに終わるので残業なし
■休日:日、祝、木午後、土(PM・不定期)
■待遇:各種社会保険あり、交通費支給、制服貸与、車通勤可★常勤登用の道有
■応募:お電話の上、履歴書(写真貼付)を持参ください。
2013年5月13日
子どもが泣かない!痛みが少ない!親子3代で通える!......そんな声には理由があります
"歯科医院"と聞いて思い描くイメージは、「歯を削る嫌な音」「独特のにおい」「子どもの泣き声」など、マイナスのものが多く、「怖いところ」「出来れば行きたくない」という感覚や不安をお持ちの方も多いと思います。
私は、そういったイメージを払拭して、「スマイルで満ちあふれた歯科医院にしたい」と思っています!
楽しい仕掛けがいっぱいの歯科医院
また、当院には、「マイナスイメージを払拭するための楽しい仕掛け」もいっぱいあります。バリアフリー、観葉植物、プチ水族館、ガチャガチャなどを配置。さらに、いい香りのアロマを焚き、アルファー波を主体とした音楽を流すなど、患者さまの不安を少しでも和らげられるよう工夫しています。
もちろん、「満足いく治療」「納得の治療」「希望に促した治療」で感動していただくこと自体が、患者さまに笑顔になっていただく最大の要素であると考え、日々精進しています。
開業までの経緯
私は、生まれは大阪なのですが、育ったのは滋賀県です(滋賀県立膳所高校卒)。母の実家がこの辺りだったことから、当地で開業することになりましたが、近隣に昔からの友人や知り合いがいるわけではありません。医師として、患者のみなさまとの新たな人間関係を、少しずつ築かせていただいているところです。
歯科医療の世界に入ろうと思ったきっかけは、まず、プラモデルをつくるのが好きだったことでしょうか。歯科の技術のベースにも、口腔内の構造をしっかり理解し、正確な模型を作り上げることが出来る技量が必要ですので、その辺りが少し結びついている気がします。
あとは、「ネクタイ閉めて会社いくのは自分の性に合わない」と感じていたことです。そこでまず、岡山大学の歯学部に進学しました。この学校の雰囲気が良かったことから、歯学への興味が膨らみ、その後、奈良県立医科大学へ進んでさらに勉強を重ねることにつながったように思います。
法医の知識と経験は大いに役立っています
奈良県立医科大学の口腔外科では、本当にいろいろな経験が出来ました。虫歯の治療はもちろんのこと、何でも、何度でも経験できる環境にあり、幅広い知識を得ることが出来ました。さらに、もともと興味を持っていた法医学についても学べたことが、とても良かったと思っています。
法医でよく言われるのは、「真実はひとつである」ということ。「真実にどれだけ近づけるか?」に力を入れて学びましたが、そのスタイルは臨床でも通用するもので、「最短で治療するにはどうしたらいいか?」「どんな選択肢がいいか?」といったことを瞬時に考える力が身についていました。
法医では、「その日・その場でできることをやる」「何にしても賞味期間がある」ということも学びましたので、臨床においても「やるべきことの優先順位を考える」「今出来ることは後回しにしない」「必要なことを必要なときにスピーディーに実行する」といったことが、自然に実行できていると思います。
《座右の銘》
1日1日を大切に生きること(法医学に携わったものとしての結論です)
《特技》
右手でも左手でも親知らずを抜けること
珠算1級
いつも心がけていること
法医学で培った真実を見極める眼力で、医学的根拠(EBM)に基づき、豊富な口腔外科的知識を駆使しつつ、皆さまとの対話を尊重しながら治療、予防をすすめていきます。
また、翌日に来院される患者さまの治療内容について事前にイメージトレーニングしておくことと、予約時間を大切にすることによって、円滑な治療の流れが達成されています。
とはいっても、歯や歯ぐきが痛くなったり、詰め物が取れてしまうアクシデントなどは突然起こるものです。そんな急患の方々のための時間も考慮しつつ、スマイルコンセプトのもと、みなさまの健康づくりのお手伝いをさせていただきます。
歯科医になって嬉しかったこと
お子さまたちが、ニコニコしながら嬉しそうに"健診●●"に来てくれることです。また、5歳の女の子から手紙をもらい、当院の歯科衛生士になりたいと書いてあったことにも感動しました。
それから、以前は泣きながら治療を受けていたお子さんが、泣かずに治療を受けられるようになった姿を目にしたり、「もうガチャガチャいらない」と自分から言ってきたりすると、成長がうかがえて微笑ましくもなりますね。
あとは、医療従事者の受診率が高いことも、同業者に認められている証拠のように思えて、光栄であり、嬉しい限りです。
休日の過ごし方
和泉市民健康まつりの会議に出席したり、日々進歩する最新の医療に対応するための講習会や勉強会に参加したりしていますが、何もないときは、愛犬コーギー(ロッキー)と子どもたちを連れて、近くの公園を散歩しています。
また、水槽の水換えも定期的に行い、アジアアロワナ、ダイヤモンドポルカ(エイ)、カージナルテトラなどの体調も万全な状態に整え、魚たちに会うのを楽しみに来院してくださる方々の気持ちに応えられるように心がけています。
自分の健康のため、仕事を長く続けるためには、体を動かすことも大切だと思いますので、地域(南池田リーグ)のソフトボールチーム(青葉台シャークス)に所属し、泥まみれで青春しています(笑)。平成23年度は3冠王(ホームラン王、打点王、首位打者)に輝きました。
野球、ソフトボールの経験のある方、一緒にプレーしましょう。部員はいつでも募集中です。また、対戦チームも募集しています。お気軽に声をかけてください。
プロフィール
いのうえ歯科医院院長/井上貴弘
【経歴】
平成6年:国立岡山大学歯学部 卒業
奈良県立医科大学口腔外科(救急科)医員
平成8年:奈良県立医科大学口腔外科 非常勤医員
堺市内歯科医院常勤勤務
平成10年:奈良県立医科大学法医学助手
堺市内同歯科医院非常勤勤務
解剖資格(法医・司法解剖)取得
平成13年:医学博士取得
(論文博士,16論文,1st author)
みやもと矯正歯科医院(育成医療指定機関)
平成14年:大阪府和泉市青葉台にて開業
奈良県立医科大学口腔外科学非常勤講師
法医学非常勤講師兼任
【所属学会・役職等】
・日本口腔外科学会
・日本口腔インプラント学会
・大阪口腔インプラント研究会
・日本矯正歯科協会
・青葉はつが野小学校校医(2、4、6年)
・元 和泉市介護認定審査委員(4年)
・日本歯科医師会
・大阪府歯科医師会
・和泉市歯科医師会理事
・奈良県警察協力医
・和泉市民健康まつり歯科医師会実行委員長
私が歯科医師会に所属した理由
私は歯科医師なので、歯科医師法第1条は重んじるべきであり、通常、開業歯科医の先生ならば、〔歯科医療〕は通常の治療、予防等で掌ってますが、〔保健指導〕は、歯科医師会に入会しないと掌ることができないからです。
医師会、薬剤師会等の他の医療関係組織との連携、他歯科医院の先生方と横の連携を保ちつつ、最新の知識や、情報の収集に努め、市から委託される検診、介護認定審査委員、和泉市民健康まつり委員等になり、〔保健指導〕をして、市民の皆様の健康な生活を確保したいからです。
●歯科医師法
第1条
歯科医師は、歯科医療及び保健指導を掌ることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。
口腔外科とは?
口の中やあご、顔面や、その周囲の疾患までを広く扱うのが口腔外科です。私自身、以前は口腔外科に在籍していましたので、さまざまな疾患に対し、ある程度までの対応を当院内で行うことが可能です。
難易度の高い親知らずの抜歯や、歯根のう胞・粘膜のう胞の治療をはじめとして、下記のような症例に対応しています。
当院の口腔外科メニュー
・インプラント治療 ・顎関節症 ・線維腫切除
・親知らずの抜歯 ・上唇小帯切除
・口唇、舌、口の中のケガ ・口腔がんの術後フォロー
・粘液嚢胞摘出 ・欠損顎補綴
・歯の外傷(歯が欠けた、抜けた、強く打った) ・口内炎の治療
親知らずの抜歯もお任せください
「親知らずが痛くて歯医者さんに行ったのに、大学病院へ行くように言われてしまった...」
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
親知らずは、根が横に生えていたり歯が歯肉の中に埋まっていたりと、ほかの歯に比べて状態が複雑。そのため、抜歯も困難になることが多く、一般歯科の医師の手に負えないことも多いのです。
なので、一般的な歯科医院では、「口腔外科を扱っている大学病院などに紹介する」ことが通常の対応になっています。しかし、忙しい患者さまにとっては時間的に通院できない場合もあり、「できればかかりつけの先生に診て欲しい」という方が多いことでしょう。
当院では親知らずの抜歯も行っています。よほどの難症例以外は、他院に紹介することなく、当院内で対応できますので、安心してお任せください。
口腔がんの早期発見
口腔がんの疑いのある病状の場合は、すぐに連携医院に紹介状を書かせて頂きます。当院でも4人の方が口腔がんの疑いがありましたが、早期発見のため、今ではご健康にすごされています。
以下に口腔がん(扁平上皮癌、腺癌)の写真を掲載します。
【インプラント】見た目の美しさ、機能的にも優れた最新の治療法
失ってしまった歯を補うには、
●「入れ歯」
●「ブリッジ」
●「インプラント」
の3つの治療方法がありますが、入れ歯やブリッジは、手入れが面倒だったり、周囲の健康な歯に悪い影響を与えたりという欠点もあります。
反面、インプラント治療の場合は、隣の歯を削らないので、ほかの歯に負担がかかりません。また、入れ歯のように取り外しの必要も必要もなく、見た目の美しさ、機能的にも優れた最新の治療法です。そのためアメリカでは、「欠損部の修復のfirst choiceはインプラント」とも言われています。
インプラントは、あごの骨にチタン製の人工の歯根を埋め込み、それを土台にして人工の歯を装着する治療方法です。骨が十分にない場合は、骨移植や骨造成が必要なこともありますので、詳細はご相談ください。
インプラントの最大のメリットは、"天然歯に近い噛み心地"
従来、入れ歯では食べづらかったおせんべいなども、インプラントなら、バリバリと噛み心地良く食べることができます。カケラを詰まらせる心配もないので、嫌な痛みもありません。
部分入れ歯やブリッジのように、他の健康な歯を削る必要がないのも、大きなメリットでしょう。
インプラントは、普段と同じように歯を磨いておけば、口臭に悩まされることもありません。見た目も天然の歯と同じですから、大きな口をあけて大声で笑うこともできます。
<インプラントの特徴>
・何でもよく噛める
・入れ歯のような違和感がない
・ブリッジのように健全な歯を削る必要がない
・他の残っている歯を守ることができる
・見た目も美しい
インプラント義歯
インプラント治療の流れ
インプラントとは、歯の欠損部分にインプラントと呼ばれる人工歯根を埋め込み、その上に被せ物を被せて歯を補う治療法です。入れ歯やブリッジと違い、周りの歯に負担をかけたり、削ったりしないので、大変快適に使用できます。
ステップ1.カウンセリング
失われた歯の数・インプラントを埋め込む骨の量や質・位置、何本インプラントを埋めるかなど、治療の計画を立てます。ここでは2回法を紹介していますが、1回法を選ぶ場合もあります。
ステップ2.精密検査・診断
診断に必要な歯の型・レントゲン写真・現状の歯の写真・その他の診断に必要な資料の検査を行います。
※骨の状態を正確に把握するため、提携医院(咲花病院)にてCTの撮影も受けていただきます。
※インプラント治療を成功させるには、口内環境の良さが重要です。虫歯や歯周病の治療を終えた後にしかインプラント治療を行いません。
ステップ3.インプラント治療の計画の説明
診断に基づき治療計画・流れ・期間・費用・リスク・治療後の保証・メインテナンスなど詳しくご説明いたします。
ステップ4.インプラント埋入手術
本数によって違いますが30~60分程度で終わります。 当日はゆったりと過ごすに越したことはありませんが、お仕事を休んだりなどの日常生活に大きな制限はありません。
ステップ5.挿入したインプラントを定着させるための保定期間
上のあごで4~6ヶ月、下のあごでは2~3ヶ月を目安に安定を保ちます。
ステップ6.アバットメントの装着・歯の製作
埋入したインプラントにアバットメント(接続部品)を装着し、最終的に使用していただく歯の製作治療に入ります。なお、当日は仮歯を装着する場合もあります。
ステップ7.歯の装着
最終的な人工歯を装着します。
ステップ8.経過観察・メインテナンス
歯がキチンと機能しているか、頬などを噛むことがないか、話にくくないかなどをチェックし、歯磨きの仕方も指導します。
※インプラントを長く使用できるかどうかは、毎日のケアと定期的なチェックがとても大切になってきます。装着後1年間は半年に1回、それ以降は1年に1回の定期健診をお勧めします。
インプラントの種類
昨今では、国内外に数多くのインプラントメーカーが誕生しています。しかし、消えていくメーカーも少なくないので、「格安」を謳う歯科医院でインプラントをした結果、後々、「安かろう=悪かろう」というトラブルに巻き込まれがちなのも事実です。
だからこそ、「信頼できるメーカー製のインプラント」を用いることが、後々までの「安心と安全」につながるのです。現在、世界的に信頼されているメーカーは3社あり、その「3大インプラントメーカー」の信頼性は絶大です。
《100%チタン製》
信頼がおけるからこそ「格安」というわけにはいきませんが、当院では、3大メーカーの中の1社が製作している「アストラテックインプラント」を使用しています。極めて信頼性の高いインプラントシステムなので、どうぞご安心ください。
審美治療とは?
「笑うと銀歯が見えて気になる」
「歯や歯肉の色が気になる」
「笑顔に自信を持ちたい」
という悩みを抱えている方はいませんか? 審美治療とは、歯の白さや歯並びといった美しさに焦点を当てた歯科医療全体を指す言葉です。
審美治療には大きく分けて、歯を薬剤で漂白するホワイトニングと、クラウン(被せ物)やインレー(詰め物)といった人工歯を入れる治療の2種類があります。ここでは主に、前歯などの治療で使うクラウン(被せ物)についてご説明します。
セラミックで白くて美しい歯を実現!
虫歯を削った後、その削った範囲の大きさや、歯の機能(前歯なのか、奥歯なのかなど)によって、クラウン(被せ物)やインレー(詰め物)に使用する素材を選びます。
口をあけても見えないような位置なら、「強度」を中心に考えて選ぶことも出来ますが、それが前歯であったり、人と話すときなどに目立つ部分の場合はどうでしょう? やはり、「美しさ」「自然な歯に見える色や素材」であることが大切になるのではないでしょうか?
特に目立つのは前歯なので、前歯に被せ物や詰め物をする場合には、金や銀といった金属製の物ではなく、「セラミック」や「プラスチック」の「白い素材」を用いるのが通常です。
セラミックとプラスチックの違い
セラミックは、「お皿に使う陶材を歯科用に 加工したもの」で、色が白く、 大変美しく仕上がります。また、保険適用となるプラスチックも、多少目立ちますが、とても適合がよく、虫歯が再発しにくい素材ではあります。
この2つの素材を、3つの相違点で比較してみると次のようになります。
●違いその1:美しさ/美しさの持続
セラミックの最大の特徴は、いつまでも続く透明感のあるその白さです。セラミックならプラスチックのような変色はほとんどありません。(*変色には個人差があります)
●違いその2:耐久性/磨耗しにくい
せっかく治療するのですから、いつまでも丈夫で長持ちすることも大切です。プラスチックは、歯ブラシでこするだけでも傷がつきますが、セラミックならそのような心配はありません。(*磨耗には個人差があります)
●違いその3:清潔感/細菌が付きにくく虫歯や歯周病になりにくい
セラミックの材料は、毎日使うお皿と同じだからとても衛生的です。虫歯や歯周病の原因となる細菌(プラーク)がつきにくく、歯みがきをすればしっかりと落とせます。
【当院の審美治療のこだわり1】自然観
笑顔になったときに口元から覗く歯の印象=スマイルLINEを意識して治療しています。
また、最終的な装着物が仕上がるまでの間は仮歯を入れておきますが、仮歯だからといって適当に扱うのではなく、その段階で細かく調整し、患者さまに納得していただいてから技工所に製作を依頼しています。
【当院の審美治療のこだわり2】求めるカタチになるまで修正依頼する
技工所から仕上がってきた装着物に関しても、こちらの指示通りになっていない場合には、細かく修正をかけるようにしています。
実際に患者さまの口腔内を知る者の責任として、妥協せず、自分が削ったラインをシビアに再現してもらえるよう、技工士さんに伝えて、指示しています。
【当院の審美治療のこだわり3】保証期間
装着した直後には気づかなかった不具合が生じたり、なんとなく違和感を感じてしまった場合などのため、被せ物にも、基本的に1年間の保証期間を設けています。(自費治療)
当院の審美治療メニュー
一言で「セラミック」と言っても、すべてがセラミックで出来ているものもあれば、金属やプラスチックと組み合わせることで、デメリットを補ったり、メリットを強調したりしている素材もあります。
当院では、主に下記の3種類のセラミックを用いて、患者さまの状況に最適な治療を行っています。
オールセラミッククラウン
白く透明感のあるセラミック(陶器)を使用したかぶせものです。内部に金属を一切使用していないため、歯を自然な色合いにしていきます。長く使用しても変色することもありません。歯周病などで歯肉が下がっても、差し歯独特の黒いすじが見えないといった特徴もあります。
主に目立ちやすい前歯に使用することで、白く美しい表情を手に入れることができます。金属アレルギーの心配もなく、どなたにも安心の治療法です。
<オールセラミックのメリット>
・短い治療期間で、白く美しい歯を手に入れられる
・歯並びやかみ合わせの改善にも利用できる
・金属を使用しないため、歯肉の変色や金属の露出などがない
・金属アレルギーの方にもオススメ
<オールセラミックのデメリット>
・割れる場合がある
・歯を削る量が比較的多い
・保険外の治療なので、コストがかかる
メタルボンドクラウン
金属でできた「かぶせもの」の外部を、白く透明感のあるセラミックで覆った人工の歯です。金属部分が見えないため、見た目もきれいで、変色もせず、多くの患者さまがよく選択される治療法です。また、強度が高いことも忘れてはならないメリットです(オールセラミックはすべて"セトモノ"でできているため、メタルボンドに比べると割れやすい)。
<メタルボンドのメリット>
・表面硬度が高く、摩耗しにくい
・色素が付着しにくく、変色がない
<メタルボンドのデメリット>
・歯肉や歯が黒ずんで見えることがある
・オールセラミックに比べて、透明感のある歯にはならない
ハイブリッドセラミッククラウン
これはセラミック(陶器)とレジン(プラスチック)を混ぜた材料で作られた「かぶせもの」です。オールセラミックよりもやわらかく、他の歯にダメージを与えにくいというメリットがあります。とはいえ、年数がたつと変色してしまうといったデメリットもあります。
<ハイブリッドセラミッククラウンのメリット>
・表面硬度が高く、摩耗しにくい
・色素が付着しにくく、変色がない
<ハイブリッドセラミッククラウンのでメリット>
・歯肉や歯が黒ずんで見えることがある
・オールセラミックに比べて、透明感のある歯にはならない
素材・名称 | イメージ | ワン ポイント |
素材 | 長所 | 短所 | 美しさ | 耐久性 | 清潔感 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オール セラミック |
最高の 美しさ |
100%セラミックを使ったもの | ○美しさ№1。自然で透明感のある白色 ○ほとんど変色しない ○摩耗に強い ○清潔感が高くプラークがつきにくい ○金属アレルギーにならない |
×極端に強い衝撃を与えると割れることがある | ★ ★ ★ ★ ★ |
★ ★ ★ ★ |
★ ★ ★ ★ ★ |
|
メタル セラミック |
健康・ 美しい |
金属にセラミックを焼き付けたもの | ○自然の葉に近い美しい白色で、ほとんど変色しない ○摩耗に強く耐久性が高い ○清潔感が高くプラークがつきにくい |
×極端に強い衝撃を与えると割れることがある | ★ ★ ★ ★ |
★ ★ ★ ★ ★ |
★ ★ ★ ★ ★ |
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ハイブリット セラミック |
日常での 自然さ |
セラミックにプラスチックを混ぜたもの | ○保険に比べ変色しにくい ○オールセラミック・メタルセラミックよりも安価 |
×多少の変色がある ×オールセラミック・メタルセラミックよりも耐久性が低い |
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プラスチック 前装冠 |
保険適用 | 金銀パラジウム合金の表面にプラスチックを貼り付けたもの | ○健康保険が適用できるため経済的 | ×数ヶ月~数年で黄色く変色する ×柔らかいため歯磨きで削れてしまう ×プラークがつきやすく歯周病になりやすい ×金属アレルギーになる可能性がある |
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2013年5月12日
ホワイトニングとは?
健康な歯を削らずに歯を白くする方法、これを一般に「ホワイトニング」といいます。
その方法に、
●歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」
●家庭で道具を使って行う「ホームホワイトニング」
の2種類に分けられます。
アメリカでは大変ポピュラーな方法ですが、近年日本でもホワイトニングを行うための薬剤が厚生労働省で認可されたため、広く浸透し始めています。
当院ではビヨンドホワイトニングシステムを導入しています。
当院が導入しているオフィスホワイトニングは「ビヨンドホワイトニングシステム」と呼ばれるもので、 歯科医院で行うホワイトニング・システムとして、日本でNo.1の導入実績をもつ方法です。
歯のホワイトニングとは一般的に、「過酸化水素という薬液を使って歯を白くする方法」です。そしてビヨンドホワイトニングは、その方法に「光」を利用することで、反応を活性化させるシステムです。
ビヨンドホワイトニングの特徴
通常のオフィスホワイトニングの場合は、効果を得るまでに3~5回の通院が必要なのですが、ビヨンドホワイトニングシステムなら1回の通院で、しかも約45分~1時間で輝きのある白い歯が獲得できます。
また、他のホワイトニングシステムでも光を利用する物はあるのですが、それらの多くは紫外線を用いています。しかし、ビヨンドホワイトニングじ使用するのは、強い発光のない可視光線ですので、歯肉や歯にやさしいシステムになっています。
リラックスして治療が受けられる専用のホワイトニングルーム完備
当院には、個室の専用スペース「ホワイトニングルーム」がありますので、心からリラックスして、健康で美しい歯を目指すことができます。
設計に際しては、開放感も魅力となっている当院の従来のイメージを大きく損なうことなく、かつ、患者さまのプライバシーが守れる空間づくりを心がけました。
ビヨンドホワイトニングの流れ
1.インフォームドコンセント(事前審査・カウンセリング)
ホワイトニングを行う前に、ご自身の希望をお聞きしながら、ホワイトニングに適した口腔内かどうかの審査を行います。この時点でホワイトニングを行う部分に虫歯・歯周病などがある場合は、まずその治療が必要になります。
2.シェード確認
シェードガイドと呼ばれる、歯の色を明るさの段階的に並べた模型を使用して、術前の歯の色を客観的に評価します。
3.ホワイトニングジェルの塗布
ホワイトニングジェルの成分は一般的に過酸化水素と呼ばれるものからできています。ホワイトニングジェルを塗布する前には、専用の保護剤を用いて歯ぐきの保護も行います。
4.ホワイトニングライトの照射
光の照射を行い、ホワイトニング効果を促進させます。1回の照射時間は10~12分程度。
※歯の状態によって、ジェル塗布と光照射のステップを2~3回繰り返します。
5.色の確認
シェードガイドにて色の変化を確認します。
※1.から5.までの所要時間は、およそ45分~60分程度です。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い
オフィスホワイトニングとは?
「オフィスホワイトニング」とは、歯に薬剤を塗ってレーザーや光を当てることによって歯を白くする方法です。短時間に白くすることができますが、その分後戻りも早いと言われています。使用する薬剤は、比較的濃度の高い30~35%の過酸化水素を含む薬剤を使用します。
<オフィスホワイトニングのメリット>
●歯の清掃をきちんと行った状態で行うことができる
●1~数回の来院で白くすることができる
●歯の白くする度合いをコントロールすることができる
ホームホワイトニングとは?
「ホームホワイトニング」とは、患者さまお一人おひとりの口のサイズに合わせたトレー(マウスピース)を用い、家庭で薬剤を塗布して行う方法です。使用する薬剤は、10%過酸化尿素や3%程度の過酸化水素を含む薬剤です。
<ホームホワイトニングのメリット>
●薬剤の刺激が少ない
●通院の回数が少なくてすむ
●高額な機器を必要としないため、比較的安価でできる
●白くなりにくい歯でも、長く使用することで白くできる可能性がある
●後戻りが少ない
当院では、Tionという製品を使用しています。後戻りした場合、追加でホワイトニング剤を購入していただければ、また白さを取り戻せます。
床矯正(しょうきょうせい)を使った矯正治療
お子さまの歯列が気になり、
「矯正したほうがいいのかしら?」
「いつから、どんな方法で矯正するのがいいのだろう?」
とお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。当院では歯をなるべく抜かずに、あごを広げてスペースを作る床矯正をメインに、さまざまなニーズにお応えしています。
床矯正とは?
歯並びが悪い場合、あごの大きさが小さくて、すべての歯がきちんと並ぶスペースがないケースが非常に多くみられます。
こういったケースでは、永久歯が生えそろうまで待ち、抜歯して作ったスペースを利用してワイヤーで歯を並べるというのが従来の一般的な矯正方法でした。
しかし本来、「虫歯になっていない歯を抜く」というのに少し抵抗がありませんか?そこで、なるべく抜かずにすべての歯がきちんと並ぶよう、あごの大きさに広げてスペースを作るのが床矯正です。(上:55,000+税円、下:55,000+税円、上下:110,000+税円)
取り外し可能でリスクが少ない矯正装置
床矯正の装置は入れ歯に似た形をしていて、真ん中の金属のネジを回すことによって、装置を少しずつ拡大出来るようになっています。成長段階に合わせて少しずつ広げた装置を口に入れておくことであごの骨の成長を促し、永久歯がきちんと並ぶスペースを確保していきます。
お子さまでも簡単に取り外しが出来るので、歯磨きがしやすく、虫歯や歯肉炎のリスクも軽減できます。
<床矯正のメリットとデメリット>
≪床矯正のメリット≫
●歯をなるべく抜かずに矯正できる
●取り外しが可能なため、食事や歯磨きのときなど、必要なときには外しておくことができる
●取り外せるので掃除がしやすく、虫歯のリスクが減らせる
※ワイヤーなど固定式の場合はプラークコントロールが難しく、虫歯になりやすくなります
●広げた時の圧迫感はあるが、広げるペースを調整することで痛みなどにも対応できる
≪床矯正のデメリット≫
●慣れるまでは違和感が大きい
※嘔吐反射がある場合でも、1週間くらいで慣れるケースがほとんどです
●装着時間や拡大のペースを守らないと効果が出にくい
●歯の向きや位置もある程度は揃えられるが、3次元的な矯正には、他の装置が必要になる場合もある
●なくしてしまうと再度作る必要がある
●破損すると修理、再製の必要がある
その他の矯正装置
ムーシールド(マウスピース型矯正装置)
幼児期、学童期の反対咬合の治療に用いる「睡眠時に用いるマウスピース」です。幼児期、学童期の舌や口腔周囲筋肉、軟組織の悪習癖は排除して治療していきます。(70,000+税円)
固定タイプの拡大装置
治療開始に最適な時期はケースbyケース。ぜひ、ご相談ください!
お子さまの歯並びについて、保護者の方が「曲がって生えてきているかも...」と気づかれるのは、大体、永久歯が生え始めるころ(5歳半~7歳頃)が多いと思います。
乳歯列の時期であっても、明らかにあごが狭い場合には、拡大を開始したほうが良い場合もあります。
この時期は、単純に「歯並びの良い・悪い」にばかり目が行きがちですが、あごの骨は、「歯から伝わる噛む力」によって成長するので、歯並びが悪いままだと、余計にあごの成長が妨げられてしまうことも大きな問題です。
また、「あごの骨」というと下あごの骨に目行きがちですが、上あごの骨は、顔の70パーセントを占める大きな骨です。ここの成長具合で顔の形が決まりますので、成長が終わる時期(男の子は16歳くらい、女の子は14歳くらい)までに矯正を終了できるのが理想的でしょう。
<お子さまやご自身の健康のために>
歯並びが悪いまま放っておくと、将来的に虫歯や肩こり、偏頭痛、顎関節症の原因になったり、歳を重ねるごとに体の不調が顕著に現れる場合もあります。それらを改善するために、最近では、この「プチ矯正」を希望される大人の患者さまも多く、当院でもさまざまなニーズに対応しています。
歯科矯正は「お金がかかる」と思われがちです。しかし、お子さまや患者さまの将来的な健康を考えると、長い人生の一時期を健康のために費やしてみる価値は十分にあると思います。
もし歯並びでお悩みでしたら、いつでも気兼ねなくご来院ください。
お母さま、お子さまの歯並びは大丈夫でしょうか?
矯正にかかる期間や費用を気にされる方も多いのですが、それらは、お口の中の状況、歯並び、どれくらいスペースが足りないのか、どのように歯を動かすのか等々、個々のケースによって変わってきます。
ひとつの目安として挙げるなら、床矯正の装置は一つ¥55,000です。いずれにしても、ご相談は無料で承っていますので、まずは一度ご相談ください。
大人の矯正装置/目立たない矯正(セラミックブラケット)
「矯正治療」と聞くと、銀色のギラギラと光る矯正装置を思い浮かべる方が多いと思います。そのため、「歯並びは直したいと思っているけど、ちょっとね...」と二の足を踏まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?当院の矯正治療では、審美性を重視した白くて目立たない矯正装置を使用しています。
使用する装置は、歯と同じ白さのセラミックブラケット。歯とよく馴染みますので、口を開けてもほとんど目立ちません。最近では白いワイヤーも多用しています。
TP Orthodontic Japanの InVuのセラミックブラケット、ワイヤー類を用いています。
当院では、メンタル的なストレスを軽減する上でも、審美性の高い装置をお勧めしています。歯並びが気になっている方は、ぜひ一度ご相談ください。
ミニインプラント矯正
かむ平面をまっすぐにそろえる矯正
対合歯のない伸びた歯を骨の中に沈める矯正
【予防歯科】ご自身の歯の健康を保つための予防
誰でも、虫歯や歯周病になるのは嫌ですよね。そこで私たちは、虫歯・歯周病の予防に力をいれ、一人一人に合わせた予防ケアを行っています。
治療が全て終わった患者さまも、ご自身の歯の健康を保つためにどうしたらよいのかを積極的にお考えになり、予防歯科に通われています。月に1回美容院や床屋にいく感覚で歯のお掃除にも来て下さい!!
「予防ケアの大切さ」に気づいているか、いないかの差は大きいです
当院の予防歯科で多く見られるのは、年配の方やお母さまがお子さま方に関して、「乳歯のときは虫歯だらけだったので、大人の歯はシッカリさせたい」と思い、お子さまを連れてご自身共々に...というケースです。
また、自分の歯並びが悪いから、子どもや孫の歯並びをきれいにしたいという患者さまもおられます。
いずれにしても、「ご自身の歯の健康や、お子さまの歯の健康」を大事に思い、自ら進んで「予防」に力を入れていらっしゃる方々です。
まだまだ、
「歯医者は、歯が痛くなったら行くところ」
「悪くなったところを治しに行くところ」
とお考えの方が多いのかも知れませんが、歯周病などのように「自覚症状が出てからでは遅い」というケースも多いので、ぜひ一度、「予防の大切さ」について真剣に考えてみていただきたいと思います。
当院の「予防歯科」のメニュー
●歯ブラシ指導(tooth brushing instruction)
●歯石除去(scaling)
●歯のクリーニング(PMTC:professional mechanical tooth cleaning)
など、保険診療内のメニューを中心に行っています。オーソドックスですが、少ない費用で気軽に受診していただけるメニューが揃っていますので、ぜひ一度体験してみてください。
予防ケアの大切さをお伝えするために、患者のみなさまには、数ヶ月に1回程度のペースで、予防ケアのお勧めハガキを送らせていただいています。それもきっかけのひとつとして、ご自身の歯の健康に役立てていただければ幸いです。
おうちでのお手入れと、医院でのケアを計画的に行うことで、最大の効果が発揮できます。力をあわせて、一緒に"自分の歯で生きる幸せ"を継続しましょう!
【歯周病】自覚症状がないまま進行してしまう病気
歯周病は、歯自体を侵食する虫歯とちがって、歯を支える歯肉や骨などを侵食してしまう病気です。
初期にはほとんど自覚症状がないため、「歯ぐきが下がってきている」「歯ぐきから血が出る」「歯がグラグラする」という症状が出るころには、歯周病がかなり進行してしまっています。
そのため当院では、定期的な検診を受けていただくことをお勧めしています。
【当院の特徴】歯周内科療法/薬を使って口内の歯周病菌を除菌する治療法
歯周内科療法とは、歯ぐきを切ったりする手術が不要なため痛みもなく、比較的短い間で治療を終えられるという特徴があります。また歯周内科は、歯周病の予防法としてもお勧めです。
まず、顕微鏡検査によって、患者さまの口内細菌の種類や数などを調べ、細菌を除菌できる薬の服用や歯磨き粉を活用して、お口の中を清潔にします。
スピロへータ(歯周病菌)
歯周病の原因となる歯周病菌を除去することで、歯周病の症状は緩和することが可能です。
患者さまへの負担が少ない!歯周内科治療とは?
歯周病には外科による治療方法もありますが、歯周病の原因は細菌なので、外科治療だけでは、すぐに再発してしまう可能性も高まります。
また、外科治療の場合は痛みが避けられず、患者さまへの負担も大きくなりますので、当院では歯周内科療法も治療にとり入れる場合があります。
カビアメーバー
<歯周内科のメリット>
【1】身体への負担が少なく、痛みがまったくありません
従来の歯周病治療では、外科手術よって歯石を取り除く方法でした。しかし、歯周内科治療はお薬によって歯周病の原因菌を除去することが可能となります。
【2】治療回数は、最短1回の服用で済みます(※)
従来の歯周外科手術では数回の通院が必要でしたが、歯周内科治療は、患者さまの状態にもよりますが、最短1回の服用で終了します。
※お薬による改善の後は、定期的なメインテナンスが必要となります。
歯周内科の流れとは?
・STEP 1
はじめに歯周検査と位相差顕微鏡による検査を行い、今の現状をご説明します。必要があれば除菌効果の高い歯磨き剤を使用することをすすめています。
・STEP 2
歯科衛生士が歯磨きの指導をします。まず、普段のブラッシングを見せていただき、問題点をチェック。その後、患者さまに合った道具と磨き方をご提案させていただきます。
・STEP 3
内服薬をお渡しします。1日1回・3日間の服用でほぼ改善できます。
・STEP 4
症状が改善されましたら、歯周病のメインテナンスに入ります。進行してしまった歯周病の場合、完治させることは難しいといえますが、メインテナンスにより症状の悪化を防ぐことが可能です。
歯周病とは
歯周病とは、歯周病菌が歯と歯茎の隙間に入り込み、やがては歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かしてしまう病気です。歯槽骨が溶けてしまうと歯を支えることが出来なくなるため、歯そのものは虫歯でもなく、健康な状態であったとしても支えを失って抜け落ちてしまいます。
今や成人の8割が歯周病であると言われています。そして、虫歯は歳をとるにつれてかかりにくくなるのですが、歯周病は、逆に、歳をとるにつれて進行します。
このように、ほとんどの人がかかっている上に、骨が溶け、健康な歯でも抜けてしまう怖い病気なのですが、本当に怖いのはこれだけではありません。
どうして歯周病になるの?
歯周病菌も虫歯菌と同じく、歯に付いた食べカスを栄養源にしています。この食べカスに歯周病菌がとりつくと「プラーク」ができます。皆さんの歯の表面はヌルヌルしていませんか?そのヌルヌルが「プラーク」 です。
テレビCMなどで「プラークコントロール」という言葉を聞いたことがあると思いますが、このヌルヌルを取ることやプラークを増やさないことが「プラークコントロール」です。しかし、「きちんと歯磨きをしているのに...」という方も、実際には、多くの方が歯周病にかかってしまっています。
歯周病は歯間部が磨けてないことにより、罹患(りかん)していきます。
プラークは通常の歯磨きでは落とせない!
実は、ほとんどの方が、目に見える食べカスがきれいに取れた段階で、「きちんと歯磨きできた」「歯がきれいになった」と思っていることに原因があります。
さらには、たとえ歯医者さんで歯磨き指導を受けて、「これで完全だ!」というくらい自分で歯を磨いたとしても、それでもなお、歯の表面がなんとなくヌルヌルする... ということもあります。
そう! 実はプラークは、通常の歯磨きをしたくらいでは落ちないのです。
つまり、自宅で行う「プラークコントロール」というのは、プラークを落とすことではなく、プラークを作らない・増やさないという意味での「コントロール」なのです。
プラークから歯石へ。歯周病菌がますます活発化する段階です
プラークは、歯周病菌が自分自身の身を守るために作り出す「細菌の集団」です。そしてプラークは、唾液中のカルシウムやリン酸を取り込み、やがて固まり石灰化します。これが皆さんご存知の「歯石」です。
歯と歯ぐきは、健康な状態であればぴったりとくっついていますね。しかし、歯についた歯石から、歯と歯ぐきの間に歯周病菌が潜り込んで行くことにより、歯ぐきが歯からはがれ、炎症を起こして腫れたりするのです。こうなると、もう重症です。
しかも、恐ろしいことに、炎症が起きた腫れや痛みが発症するまで、自覚症状らしいものはほとんど現れません。だからこそ、「気が付いたときには、すでに重症」という結果になってしまうのです。
定期的なクリーニングでケアすることが最善策!
ですから、最善の歯周病治療は、「定期的にお口の中をきれいにすること」なのです。
先に説明しましたように、「プラーク」は、いくらきちんと歯磨きをしても取り除くことは困難です。プラークを完全に除去するには、歯科医院で、医師や歯科衛生士が専門的な機器を使って行うクリーニングを定期的に受けることが必要なのです。
また、上記にもありますように、歯周内科療法によって、お薬によって撃退する方法もあります。ぜひお気軽にご相談ください。
虫歯に関する「なぜ?」「なに?」をティーチ・イン!
<虫歯ってなに?>
虫歯とは、虫歯菌がつくる酸によって歯のカルシウムが溶けている状態のこと。そして、虫歯菌の大好物が「歯の表面に付いた食べカス(プラーク)」なのです!! だから、虫歯菌を増やさないために、「ご飯を食べたらきちんと歯を磨く」ことが大切なのです。
よく耳にする「再石灰化」って?
実は、歯は虫歯菌によって溶かされるだけでなく、ほんの少しずつですが何もしなくても自然に溶けているのです。これを、歯科用語で「脱灰(だっかい)」といいます。
その一方、歯は、唾液中のカルシウムやリンを取り込んで、失ったカルシウムを補充します。これを「歯の再石灰化」といいます。歯磨き粉やガムのCMなどで良く出てくる言葉で、「脱灰 した部分が、再び石灰化する」という意味です。
どうして虫歯になるの?
歯は、食べカスが付いていなくても、脱灰と再石灰化を常に繰り返してバランスをとっています。ですが、歯を磨かないでいると、自然な脱灰にプラスして虫歯菌による脱灰が起こり、バランスが崩れて虫歯になってしまうのです。
最近では、再石灰化を促すアイテムがたくさん発売されていますが、「歯を磨かない代わりに、キシリトールガムを噛めば大丈夫」というわけではありません。歯の表面が汚れていたら、いくらキシリトールを摂取しても、歯はカルシウムやリンを吸収できません。まずは歯磨き。これが第一です!
自覚症状がなくても要注意!!
「私は、歯は痛くないし、しみたりしないから虫歯なんてないわ!」と思っている人はいませんか?
でも実は、自覚症状がないだけで、すでに虫歯が進行しているケースも少なくないです。
歯科では、虫歯を4段階、もしくは、虫歯になり始めの微妙な段階をいれて5段階に分け、それぞれをCO、C1、C2、C3、C4と呼びますが、「C2」の段階以下では、ほとんど自覚症状がありません。
とくに「CO(シーオー)」は、「しばらく様子を見て、虫歯になるかどうか観察する必要がある」という段階なので、「Observation(オブザベーション)/要観察」と言う意味の「O(オー)」が呼び名についています。でも、「C1」「C2」では間違いなく、すでに歯の表面の侵食が始まっています。
C0 | C1 | C2 | C3 | C4 |
---|---|---|---|---|
しみたり、痛みを感じたり...そうなってからでは手遅れです!
「C1」「C2」は、歯の表面が侵されている程度ですが、これがもっとひどくなるとどうなるでしょう?
歯の一番外側にはエナメル質、その下には象牙質、さらにその下は歯髄という神経と血管があり、「C1」は表面のエナメル質が、「C2」はその下の象牙質までが侵された状態です。
この段階で自覚症状がないのは、まだ「神経」にまで達していないから...という、それだけなのです。
そして、「C3」「C4」は、目に見える部分が全て溶けきってしまい、それぞれに、神経や血管部分までが侵されてしまった状態になるため、しみたり、痛みを感じたりするというわけです。つまり、痛みが出るということは、かなり症状が進んでいるという状態です。
目に見えないレベルであれば、失った歯の表面を再石灰化で取り戻すことも可能ですが、はっきり虫歯になり、削ってしまった歯は二度と元には戻りません。「なんとか再石灰化で・・・」と言うわけにはいきませんので気をつけましょう。
カウンセリングを重視した治療
「今、どの歯を治療しているんだろう?」「何か詰めてもらったけど、どんな感じなのかな?」と思っても、治療中に自分でお口の中を見ることはできません。そこで、小さなカメラをお口の中に入れてモニターに映し出し、実際に画像をご覧いただくのが口腔内カメラです。
ご自身のお口の中を客観的に見ていただくことで、現状と今後の治療に関する情報を共有し、同じ目的に向かって歩んでいければと思っています。
最短で最速の治療を行なっています
歯を一本ずつ見ていくのではなく、右上、右下、左上、左下というように歯列をいくつかのブロックに分けて考え、ブロックごとに一気に治療を進める短期集中治療にも対応し、時間がない患者さまに喜ばれています
たとえば、
「しばらくの間里帰りするため、1ケ月くらい治療に来られない」
「引越しを控えているので、できるだけ短期的にやって欲しい」
「○月までに完治をさせて欲しい」
といったご都合や要望にも、十分に対応できています。そういった治療の進め方に関しても問診票でヒアリングしますので、希望をお聞かせください。
期限を限定するようなご相談の場合も、可能な限り対応します。万が一、完治には時間が足りないケースでも、痛みや不都合が解消されるところまでは対応しますので、「間に合わないだろう」「ムリだろう」と自己判断せず、一度ご相談ください。他院にもよく分かるよう、治療した所までの経過を書面で伝える手配もします。
ガチャガチャ、ご褒美、熱帯魚...。お子さまの治療ならお任せください!
お子さまは、必ずと言ってよいほど、歯科医院に対して恐怖心を抱えています。私たちは、そんなお子さまたちにも出来るだけリラックスして治療を受けてもらえるように心がけ、歯科治療に対する苦手意識を植え付けないように細心の注意を払っています。
【当院の特徴】お子さまの扱いに慣れたスタッフが揃っています
まずは、医院の設備やスタッフの雰囲気です。
・バリアフリーの院内や自動ドアなどにより、お年寄りから幼いお子さままで、幅広い年齢層に対応可能です
・また、当院のスタッフは全員、お子さまの扱いに慣れていますので、安心して連れてきてください
また、私自身、自分の子どもも通っている青葉はつが野小学校の校医を務めていることにより、子どもと接する機会が多く、扱いにも慣れていると自負しています。「痛みの少ない治療」を基本とし、麻酔にアレルギーがある場合などには、ツボ刺激で痛みをまぎらわし、麻酔なしで対応することもあります。
コミュニケーションを大切にした「泣かさない」対応
お子さまへの対応で大切なことは、「泣かさないこと」と心しています。泣いてしまうと感情が高ぶり、ショックで口が開かなくなることもありますし、何よりも「楽しく通ってもらえない」ことがリスクとなります。なので、ガチャガチャやご褒美を用意して、楽しく、気持ちよく帰ってもらえるようにしています。
会っていきなり治療をはじめるのではなく、
「昨日は何食べた?」
「どんなテレビが好きなのかな?」
など、なるべくお子さまとたくさん話をするようにしています。はじめは歯ブラシを必ずして子どもとのコミュニケーションをはかります。さらには、診療台の上の天井にキャラクターを吊るしたりして、「空を見ててね」と話しながら治療することもあります。
歯科医院に楽しく通ってもらうために
小さなお子さまが「歯科医院に来たこと」を意識し過ぎなくて済むよう、アジアアロワナやエイなどの熱帯魚が泳ぐ水槽を置いていますし、ロッキーという名前の犬(コーギーのオス・4歳)もいます。犬に会うのを楽しみに通って来るお子さんや、水槽に目を輝かせるお子さんも大勢います。
「自分が子どもだったら、どんな歯医者に行きたいか?」
「どんな歯医者だったら通うのが楽しくなるか?」
「自分の子どもだったらどのように治療するか?」
を考え、患者の皆さんにとって、できるだけ身近な存在でありたいと思っています。そうすることで、虫歯や歯周病の早期発見、早期治療に結びつけられれば幸いと考えます。
子どもの診療のタイムリミットは3分~5分です。
この時間内に全ての処置を終わらせるようドクターもスタッフも万全の準備をしています。(フッ素はじっくり歯ブラシ指導してから塗布しますが。)
小児歯科は、美しい永久歯の獲得と健康的な栄養摂取が重要です。歯の健康管理は赤ちゃんのころから、乳歯の形成は、胎児3カ月ごろから始まっています! 私たちがそのお手伝いをさせていただきますので、いつでもお気軽にご相談ください。
妊婦様の方へ
当院では、はじめて妊娠された方には、胎生期や小児期の歯に関する小冊子を配布いたしております。
妊娠がはっきりされると、母子手帳を市役所(シテイプラザ)へ取りに行かれると思いますが、その中に「妊娠中の歯の状態」を記載するところがありますので、母子手帳を持って歯の検診にお越しください。
平成25年8月より和泉市では、妊婦歯科検診を和泉市歯科医師会の会員の診療所で行っています。もちろん、当院でも無料で検診を受けられますので、母子手帳を取りにいかれたら、ご連絡ください。
「痛いのが苦手!」という方へ。お子さまも泣かない治療をご提供します
当院では、落ち着いた診察室で、東洋医学を融合した丁寧で無痛的な治療を心がけています。また、お子さまに対しても、「泣かさないための最大限の努力」をしています。
診察室に関しては、ゆったりリラックスしていただけるように
●α波を主体としたサウンドを流す
●歯科医院独特のにおいを消すためにアロマをたくなどの工夫
などをシッカリ行なっています。
他にも、滅菌にも力を入れ、患者さま一人一人に対して治療の際の手袋も取換え、歯を削る機械や機器も完全滅菌しています。
ツボ指圧による痛みの緩和も可能
東洋医学の融合の一端としては、ツボ刺激の効果を活用。たとえば、手の人差し指と親指の骨が合流するところから、やや人差し指よりに"くぼみ"があり、そこは「万能ツボ」とも言われる「合谷(ごうこく)のツボ」があり、痛みを和らげるのに一役かっています。
合谷を指圧すると、その刺激が脳に伝わり、脳内に「エンドルフィン」という、モルヒネのような働きを持つ物質が大量分泌。これが、脳が感じていた痛みをマヒさせるため、痛みがやわらぐといわれています。
押し方や力の入れ方にもコツがあるのですが、このツボ指圧を利用することで、麻酔にアレルギーがあるようなお子さまの治療や、歯を抜くときの痛みの軽減を可能にしています。
痛くない麻酔のためのさまざまな工夫
麻酔の打ち方にも細心の注意を払い、痛点を刺激しないように「角度が10度以下」になる侵入経路をキープ。痛みの少ない細い針や、麻酔の注入速度を一定に保てる電動麻酔器などを使用し、麻酔針を刺す前には表面麻酔も塗布しています。(針の痛みを和らげる塗り薬)
こういった工夫は、大人の方に対しても施していますし、施術後の痛みが心配な方には、必ず痛み止めを処方しています。
どうしても抜歯したくないという方には無理強いはしません
歯がグラグラになっていても、「どうしても抜きたくない」「自然に抜けるまではそのままで...」と希望される場合には、無理やり抜くようなことは、可能な限りしていません。
医師としては「抜いたほうがいい」「そのままにしておくとリスクが大きい」と思っても、無理強いをしてはいけないと考えます。ただし、乳歯の横から永久歯が出てきている場合は、歯並びの関係から抜歯をすすめる場合が多いのも事実です。
「そのままにしておくことのリスク」はご説明し、その上で「やっぱり抜いて欲しい」と言っていただけるよう努めます。
患者さまが後々、「嫌なのに抜かれた」と感じるようなことはしたくありませんので、「抜いてもらった/抜いてもらってよかった」と思っていただける治療に徹しています。
なるべく削らない治療を実現
【ダイアグノデント】削る歯と削らない歯を明確に判断
当院が導入している「ダイアグノデント」では、レーザー光で歯質変化を測定することが可能。これにより、初期虫歯と、そうでない場合の境目を明確に判断することができますので、本当に必要な治療のみを行う事が可能になりました。
当院では常に、「患者さまのために最適な治療を!」「痛みや負担が少ない治療を!」と考えていますので、痛みが苦手な方も、安心してご相談ください。
大学病院に6年間在籍し、幅広い症例を経験
大学病院に6年間在籍し、幅広い症例を経験してきました
大学病院には、一般の医院では対応が難しい患者さまも多く来院します。そういう環境に身をおく経験が出来たことは、さまざまな意味で「力」になったと実感しています。
独立開業した後も、そういった勤務医時代に出会った患者さまが私を頼ってきてくださったり、新たな患者さまをご紹介くださることも。更に、大学から直接、手術後のフォローアップを依頼されたりしております。
口コミによるネットワークや、おひとりの方が当院で治療を受けてくださった後には、その方のご家族全員が当院に通ってくださるようになるなど、人が人を呼んでくださる仕事だと実感するにつけ、ご信頼いただける治療を続けていかなければと、常に心に刻んでいます。
確かな技術を提供しています
奈良県立医科大学口腔外科で口腔外科を、その後には同大学で法医学を学び、現在も歯科医院の仕事のかたわら、非常勤講師を続けています。
法医というのは、鑑定がメイン。証拠が示している「真実」を見極めるには、幅広い知識や経験を元に、まずは「こういうことではないのか」と想像し、さまざまな角度から検証・立証していくことが必要とされるシビアな仕事です。
そういった経験から、通常の歯科医院勤務だけでは得られないような口腔外科の幅広い知識や外科的な知識、医科との連携などの技術力を身につけることが出来たのではないかと思います。
また、「人が何を考えているか?」を想像し、把握する力も高められたように思います。
法医学で培った「真実を見極める眼力」
法医の場では、証拠を元に想像することからはじめて、「原因や、結果に至った経緯」を追求していきます。
それは、「患者さまが考えていること・求めていること」を的確に掴み、「最良・最適な答え」を模索する力や、そこに導くためのいくつもの方法を探り出して提案する力にもつながるかと思います。
簡単なたとえで言えば、子どもの患者さまがグズっているときなども、その理由として考えられることをいくつも想像し、ひとつずつ検証することによって、「なぜグズっているのか?」を判断し、対処できる...という感じでしょうか。
これからも、法医学で培った「真実を見極める眼力」と、豊富な口腔外科的知識を駆使しつつ、皆さまとの対話を尊重しながら、医学的根拠(EBM)に基づく「正しい答え」としての治療、予防を進めていきます。
歯学は歯学だけで完結しているわけではありません
医学というものは、いろいろなところで関連しています。たとえば、歯科以外の病気の治療や人工骨などの手術をする場合でも、口腔内まで清潔にしておかないといけません。
なぜなら、人工骨の手術部位が足だとしても、口腔内に存在している細菌が足に感染してしまうケースもあるからです。
そうした医科と絡めて、「さまざまな病気に対して歯はどれくらい関連しているか?」ということを、私は経験によって認識しています。それは、糖尿病の方に対しても、です。
医科との連携に役立つ知識や人脈も豊富
実際の歯科治療においても、当院では、医科との連携にも対応しています。たとえば、お子さんの埋伏歯の牽引などの連携も可能です。また、そういった医科との連携の際にも、「どこのどの先生が、こういった治療を得意としているか」ということが分かっていますので、的確なところをご紹介できると思います。
表面に現れている症状が「歯の病気」であっても、口腔内の疾患以外のところに根本の原因が存在しているケースもあります。
そういう疑いがある場合でも、多くの医科と連携実績がありますので、安心してお任せください。
連携医院
咲花病院 放射線科
近畿大学医学部附属病院(狭山) 歯科口腔外科
大阪府立母子保健総合医療センター 歯科口腔外科
岸和田市民病院 歯科口腔外科
奈良県立医科大学医学部附属病院 口腔外科
大阪労災病院 歯科口腔外科
和歌山県立医科大学 口腔外科
など
2013年5月 2日
歯周外科