帯状疱疹 (池田下、春木、春木川、伏屋、父鬼エリア いのうえ歯科)
水痘、帯状疱疹ウイルスの感染症で、水痘は初感染像で帯状疱疹は再感染像である。小児期に水痘に罹患後、脳、脊髄神経節などに潜伏し、種々の要因により発症する。
口腔、顔面領域では、顔面皮膚に三叉神経の走行に一致して片側性に浮腫性紅斑が出現し、やがて多発性の小水疱を形成する。また、神経支配領域に一致した神経痛様の激痛を訴える。
やがて水疱は自壊しびらんや潰瘍となり、か皮を形成し、3週間で治癒する。口腔粘膜に症状をみることは少ないが、帯状の小水疱が多発してアフタ様の潰瘍となる。