糖尿病と歯周病との関連(和泉市はつが野、のぞみ野、いぶき野の歯科)
糖尿病と歯周病の間には双方向の関連性があるといわれる。つまり、糖尿病があると歯周病が重症化しやすく、一方こうして重症化した歯周病が逆に糖尿病の血糖コントロールに影響をおよぼすという関連性である。
①1型糖尿病、2型糖尿病ともHbA1cが7%を超えると歯周病の進行を促進する。
②歯周病が重症になるほど糖尿病の新規発症リスクが亢進する。
③非糖尿病患者においても歯周病の重症度とHbA1cの悪化度は関連する。
④重症の歯周病はインスリン抵抗性に関与する。
⑤歯周病治療によって糖尿病の血糖コントロールが改善する。
など、興味深いことが挙げられる。
口は最初の消化器官であるので、全身に影響するのは確かだと思われる。