唾石症(Sialolithiasis) 和泉中央 和泉市 口腔外科 いのうえ歯科
唾石症とは、唾液腺の中にできる石によって唾液が流れなくなることをいい、顎下腺に生じることが多い。
原因は唾液の流れる管の炎症や唾液の停滞、さらに唾液の性状の変化などで入りこんだ細菌や異物などが核となり、唾液に含まれる炭酸石灰やリン酸石灰などを主成分とする石灰が沈着し、唾石をつくる。
症状は食べるときにつまった唾液腺が腫れて痛んだり、感染を伴うと膿が出る場合もある。
治療法は石の位置や大きさ、数などにより異なるが、自然排出を促したり、口腔内切開や口腔外切開、唾液腺摘出などがある。
唾液腺マッサージをして唾液の流出を促しましょう。