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2013年6月29日

 あごの大きさと歯の大きさのバランスが崩れている場合、矯正治療が必要になります。そのバランスの差が少しの場合、第1期矯正治療として床矯正を用い、スペースを確保したのち、第2期矯正治療として、当院ではセラミックブラケット(白いボタン)を装着して、1本1本の歯の角度や咬合を確立していきます。
 歯のスペースが極端に足らない場合は、昔は、連続抜歯(乳歯と控えている永久歯を連続で抜歯)が多用されていたころもありましたが、最近では、予防矯正(第1期矯正治療)の段階で、今できることを今やるのが、成長をうまく利用できるので得策です。ここで、矯正治療を受ける子供たちが、なぜ増えてきたのでしょうか?
 モンゴルを例に考えてみましょう。モンゴル国は1990年、社会主義から資本主義に変わりました。その結果、この20数年間で子供たちの食習慣は激変しました。世界の食材が、豊富に流通しだし、甘いお菓子ややわらかい食品が市場に氾濫しだしました。子供たちは硬いひつじの肉を避け、やわらかい食べ物やお菓子、ジュースを多く摂るようになってきました。
 その結果、今のモンゴルの子供たちの口の中は、虫歯の洪水状態で、歯ならびもがたつくようになってきてます。
やはり、これからは矯正を考える前に、家庭での食育を考えていかなくてはいけないと思います。
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いのうえ歯科医院 院長 井上貴弘

いのうえ歯科医院
院長 井上貴弘

【経歴】
平成6年:国立岡山大学歯学部 卒業
奈良県立医科大学口腔外科(救急科)医員

平成8年:奈良県立医科大学口腔外科 非常勤医員
堺市内歯科医院常勤勤務

平成10年:奈良県立医科大学法医学助手
堺市内同歯科医院非常勤勤務
解剖資格(法医・司法解剖)取得

平成13年:医学博士取得
(論文博士,16論文,1st author)
みやもと矯正歯科医院(育成医療指定機関)

平成14年:大阪府和泉市青葉台にて開業

奈良県立医科大学口腔外科学非常勤講師
法医学非常勤講師兼任

【所属学会・役職等】
・日本口腔外科学会
・日本口腔インプラント学会
・大阪口腔インプラント研究会
・日本矯正歯科協会
・青葉はつが野小学校校医(2、4、6年)
・元 和泉市介護認定審査委員(4年)
・日本歯科医師会
・大阪府歯科医師会
・和泉市歯科医師会理事
・奈良県警察協力医
・和泉市民健康まつり歯科医師会実行委員長